この様な症状はありませんか?
物を持った時に手首が痛い。テニスやバトミントンでラケットを持った時に痛みが出る。ドアを回すと痛い。手首の小指側に痛みがある。随分前から違和感があったが痛みが強くなってきた。薬を飲んでも良くならない。
怪我をした覚えがなく原因がはっきりしないこの様な症状がある時は、手首の小指側にある三角繊維軟骨(TFCC)と言われる組織が傷ついている可能性があります。
痛みや違和感があるのに繰り返し手を使うことで、この三角線維軟骨(TFCC)が傷ついてしまいます。大丈夫と思って使っていると物を持つのも辛くなります。
繰り返しの動作が蓄積されての痛みなので、良くなるのに時間がかかる事もあります。
炎症がある時はアイシングで腫れをおさえて包帯、テープなどで安静を図ります。炎症が治まってきたらよく温めていきます。
この様な症状がある方は、手首の関節の可動域に左右差が出ています。痛みを起こしている方の手関節の方が関節の動きが悪いはずです。この関節の硬さが痛みや組織が傷ついてしまう原因になってきます。
炎症が治まってきたらこの関節の可動域を正常に戻してあげることで、可動域や痛みが変化していきます。