スポーツなどでよく起こる肉離れについて!!

肉離れは、その名の通り筋肉を急に伸ばして筋肉に損傷が起こる病態です。

激しいスポーツなどで過度に筋が引き伸ばされて発生します。最近では、運動不足、ストレッチ不足などでちょっとした動作で軽い肉離れを起こしている人も見受けられます。

 

肉離れは大腿部の裏のハムストリングス、下腿の下腿三頭筋など下肢の筋肉によく発生します。筋組織は、血管が豊富ということもあり腫れも大きくなり痛みも強く出ます。この腫れを抑えることが施術のポイントになってきます。

 

急性期は腫れを抑えるためにアイシングを行い、固定を行っていきます。この急性期は3日間位と言われています。この時期は、痛みが強くつらい時期ですが、腫れが引いてくると徐々に痛みが引いてきますので、しっかりアイシングしていきましょう。

 

慢性期になると、今度は、血流をよくして組織に栄養を送ってあげないといけません。患部を温めていきます。固定は、痛みの状態を見ながら徐々に軽くしていきます。ただ痛みが無くなっても組織が回復するまでには少し時間がかかるので、固テーピングなどの軽い固定は痛みが無くなってもしばらく必要だと思います。

 

軽い力で肉離れを起こした人は、普段からに肉離れを起こした筋肉にストレスがかかる体の状態になっていることが考えられます。

損傷が治まっても繰り返し痛みが出てきてしまうこともあるので、ストレスがかかる体の状態を調整する必要があるかもしれません。