五十肩・四十肩(肩関節周囲炎)
最近やけに肩が上がりにくくなってきた、肩が痛くて眠れない。最近どんどん痛みが強くなってきた。洗濯物や日常生活などの動作で肩が痛い。などの症状がある時は五十肩・四十肩かもしれません。
五十肩・四十肩は、肩に強い痛みと可動域制限が出てきます。肩関節には関節包という袋がついています。この関節包は、関節液(潤滑液)を出し関節が動きを滑らかにする関節液を出します。
五十肩・四十肩になるとこの関節包が硬くなってきます。
肩が回せない上がらない状態から、夜寝ているときやじっとしていても痛みが出てくる様になってきます。
軽度のものは数か月で良くなる事もありますが、石灰沈着性肩峰下滑液包炎などはカルシウムが肩の滑液包という組織に沈着して肩が動かせなくなった状態で、レントゲン写真では石灰化像が移ることもあります。石灰沈着性肩峰下滑液包炎なってしまうと痛みが続く期間も長くなってしまうことになります。
このような状態だと夜間痛や、普段の痛みもかなり強いものになっています。
炎症がある時や痛みが強い時は、病院で薬を処方してもらうと痛みはよくなります。
ただ肩の状態をそのままにしてしまうと拘縮が残ってしまうので、リハビリは続けて関節可動域の正常化を目指すことが大切です。
当院では可動域制限の回復を目指していきます。
五十肩は代謝の問題も関係しているので、全身の状態を検査して施術をしていく必要になるかもしれません。